こんにちは!
「昼間は元気なのに、夜になるとゴホゴホ咳き込んで…」
「鼻水が止まらず、息苦しくて眠れないみたい…」
3歳くらいになると、保育園や外遊びでウイルスやアレルゲンに触れる機会も増え、夜だけ症状が出るケースも多く見られます。私も子どもの咳で何度も起こされ、寝不足の日々を経験しました。

夜だけ咳や鼻水がひどいお子さんのために、今日からできる対処法を7つ紹介しますね!
なぜ「夜だけ」咳や鼻水が出るの?原因は大きく3つ!
1. 寝る姿勢で「鼻水が喉に流れやすくなる」
横になると、昼間たまっていた鼻水が喉に流れ込んで刺激となり、咳が出ます。特に後鼻漏(こうびろう)があると、ゴロゴロと喉の奥で痰が絡んで寝苦しくなります。
2. 空気の乾燥による粘膜の刺激
エアコンや暖房で部屋が乾燥していると、喉や鼻の粘膜がカラカラに。これが刺激になって、夜間に咳や鼻水がひどくなります。
3. 寝具やカーテンのハウスダスト
日中は気にならなくても、寝ている間にダニ・ハウスダストにさらされてアレルギー反応が出ることも。特に鼻水・鼻づまりがひどい子は要注意です。
【対処法】夜間の咳・鼻水を和らげる7つの方法
① 加湿器+濡れタオルで「喉・鼻に優しい環境」を作る
湿度が40%以下になると、粘膜が乾いて咳が出やすくなります。湿度は50〜60%が目安!
実践ポイント:
- 加湿器がなければ、濡れタオルを2〜3枚干すだけでも効果あり
- 寝る30分前に部屋を加湿しておくと、就寝中も喉が楽に
- エアコンと併用するなら湿度計を使って調整
② 鼻吸い器で寝る前に「鼻通りをクリアに」
3歳でも自分でしっかり鼻をかめない子がほとんど。
鼻水が詰まって寝苦しくなる前に、寝る30分前に鼻吸い器でしっかり吸引してあげましょう。
おすすめの鼻吸い器:
- 電動タイプ(メルシーポット・コンビなど)→ 自宅でしっかり吸引できる
- 手動ポンプ式 → お出かけ先や急なときに便利
コツ:
鼻の周りを温タオルで温めてから吸うと、鼻水が柔らかくなり取りやすくなります。
③ ベポラップで呼吸をスーッと楽に|正しい使い方と注意点
「スースーする匂いで咳や鼻詰まりが楽になった!」と評判の「ヴィックス ヴェポラッブ(通称ベポラップ)」。
効果の理由:
- ユーカリ油・メンソール・カンフル配合で、鼻づまりを和らげ呼吸を楽に
- 成分が蒸気となって吸い込まれ、鼻の奥や喉をやさしくケア
安全な使い方:
- 適量を守って胸・背中・喉元に塗る(顔・鼻の下には絶対NG)
- 寝る前に塗って、体温とともに香りがふんわり広がる
- パジャマを通してでも香るので、服の上から軽く押さえてあげてもOK
注意点:
- 喘息・肌が敏感な子には使わないか医師に相談を!
- 肌に塗ったあとは必ず手を洗う
- 嫌がる子には無理せず、足裏に塗って靴下を履かせる裏ワザも◎
④ 寝具・ぬいぐるみの徹底洗濯&掃除
アレルギー性の鼻水・咳には、寝具の清潔さが命!
具体的対策:
- 布団・枕カバーを週1回以上洗濯
- 掃除機は布団用ヘッドやハンディタイプでしっかり吸引
- ぬいぐるみは洗えるものは洗濯し、乾燥機でダニ対策
⑤ 寝る前のぬるま湯で「喉を潤す」
水分不足も喉の乾燥の一因。寝る前に一口だけぬるめの白湯や麦茶を飲ませることで、喉が潤い咳が出にくくなります。
⑥ 頭を少し高くして寝る
鼻水が喉に流れ込みにくくなるので、枕の下にバスタオルを畳んで高さを出すのがおすすめ。
⑦ 湯気吸入(蒸気)で鼻通りすっきり!
洗面器にお湯をはり、ユーカリ精油1滴+タオルをかぶって吸入
→ ただしやけどには十分注意!小さい子は一緒に親がサポート
受診のタイミング|こんなときは小児科へ
夜だけの症状でも、次のような場合は病院で診てもらいましょう
- 咳がゼーゼー、ヒューヒューと聞こえる
- 鼻血が混ざっている
- 夜間に何度も咳き込んで嘔吐する
- 3日以上改善しない/熱がある
まとめ
夜だけの咳・鼻水は、親も子も辛いもの。でも、加湿・鼻吸い・ベポラップなどの対処法で大きく改善することもあります。
子どもがぐっすり眠れると、ママ・パパも少しだけホッとできますよね。

大切なのは「できる範囲で、無理せず、でも丁寧に」
少しでも楽な夜になりますように。