「絵本コーナーに行ったけど、種類が多すぎて選べない…」
「赤ちゃんってどんな本が好きなの?」
そんな迷い、ありませんか?
私も最初は、カラフルな絵本たちを前に立ち尽くしてしまいました。
でも、いくつかのポイントを押さえておくと、
0〜1歳にぴったりの絵本選びがグッとラクになります!
ここでは、初めてでも失敗しにくい絵本選びのコツ5つを、育児中のリアルな目線でご紹介します。
0〜1歳に絵本が大切な理由|「意味あるの?」と思ったあなたへ
「まだ言葉もわからない赤ちゃんに絵本を読んでも、本当に意味があるの?」
初めての育児では、そんな疑問が浮かぶのは自然なことですよね。
でも実は、絵本は0歳からはじめられる“親子の大事なコミュニケーションツール”。
たとえ赤ちゃんがまだ言葉を理解できなくても、絵本を通じて得られるものはたくさんあります。
理由① 視覚・聴覚の発達をやさしく刺激
赤ちゃんは生まれたばかりの頃、まだ視力も聴力も発達途中。
そんな赤ちゃんにとって、はっきりとした色や形、くり返しの音やリズムはとても心地よく、大きな刺激になります。
たとえば、カラフルなイラストをじーっと見つめたり、「ばあ!」「ぽん!」などの音に思わずにっこりしたり…。
このような反応は、まさに絵本を通して五感が刺激されている証拠なんです。
理由② 親子の絆を深める「安心の時間」
絵本を読む時間って、赤ちゃんとしっかり目を合わせて、優しく声をかけられる貴重なタイミング。
忙しい毎日の中で、ついバタバタしてしまう日もありますよね。
でも、たとえ1日1冊、たった3分でもいいんです。
おひざに乗せて、ぎゅっと抱きしめながら読んであげると、赤ちゃんは声だけでなくぬくもりでも安心を感じてくれます。
「ママ(パパ)の声が聞こえる」「自分に集中してくれてる」という感覚が、赤ちゃんにとって何よりの心の栄養になります。
☑️ ポイントまとめ
- 絵本は五感をやさしく刺激し、脳の発達をサポート
- 読み聞かせは親子のスキンシップにぴったり
- 意味がわからなくても「声」や「絵」でしっかり伝わっている
0〜1歳向け絵本の選び方 5つのポイント
① コントラストが強く、はっきりした色の絵本を選ぶ
赤ちゃんの視力はまだまだ発達途中。
生後0〜3ヶ月ごろまでは特に、白・黒・赤などのコントラストが強い配色が目を引きやすいとされています。
例えば、「しましまぐるぐる」などの絵本は、生後すぐから反応を示す子も多く、視覚の刺激にぴったり!
② 短く、リズムの良い文章の絵本を選ぶ
長い文章や複雑なストーリーよりも、繰り返しのあるリズム感のある言葉がおすすめです。
「ぽん」「くっついた」「ばあ!」など、擬音語・擬態語が多く使われていると、赤ちゃんも聞いていて心地よく感じます。
読む側もテンポよく読みやすいので、育児の合間にも取り入れやすいですよ◎
③ 紙が厚くて破れにくい「ボードブック」がおすすめ
0〜1歳は、絵本を“読む”というより“触って遊ぶ”時期。
なめたり、かじったり、引っ張ったり…なんでも興味津々!
そこで活躍するのが、厚紙で作られたボードブックタイプの絵本。
破れにくく、角も丸く作られていることが多いので、安全面でも安心です。
④ めくって遊べる「しかけ絵本」も人気
赤ちゃんの「自分でやりたい!」をくすぐるのが、めくる・動かす・穴を見るといった仕掛けがある絵本。
五感を使いながら遊べるので、飽きずに何度も楽しんでくれることが多いです。
ただし、小さなパーツがないか、安全面には注意してくださいね。
⑤ 親が「読んであげたい」と思える1冊を
意外と大切なのが、「親が読んでいて楽しい」と思えるかどうか。
絵や言葉の雰囲気、ページをめくるテンポなど、読んでいる大人の気持ちが赤ちゃんにも伝わります。
お気に入りの1冊が見つかれば、「今日もこれ読もうか」と自然に読み聞かせの時間が増えていくはずです。
☑️ 絵本選びの5つのポイントまとめ
- 色がはっきりしていて視覚を刺激する
- 短くてリズムの良い言葉が使われている
- 厚紙で破れにくい「ボードブック」タイプ
- めくる・動かすなどの仕掛けがある
- 親が楽しく読める絵本かどうか
まとめ
「正解の絵本」はありません。
赤ちゃんの成長や好みは一人ひとり違います。
今日ダメでも、来月はお気に入りになることもあります。
焦らず、“今その子が楽しめるもの”を一緒に見つけていくのが、絵本選びのいちばんのポイントかもしれませんね!